材料
パスタ 200g
ベーコン 100g
タマネギ 半分
にんにく 1片
パルメザンチーズ お好みで
オリーブオイル 大さじ1
バター 20g
塩 少々
胡椒 少々
鍋でお湯を沸かします。
大さじ1杯の塩を忘れずに。
沸騰したらパスタ入れます。
包丁の側面でギュッとしてにんにく潰します。
ベーコンを適当に切ります。
タマネギをスライスします。
フライパンにオリーブオイル大さじ1。
ベーコンタマネギにんにくを炒めます。
胡椒少々。
タマネギがしんなりしてベーコンにちょと焦げ目がついたら火を止めます。
バターとパルメザンチーズを入れておきます。
パスタが茹で上がったらゆで汁をおたまで1杯フライパンへ入れて具材と混ぜます。
パスタをざるにあげ水気を切ります。
火をつけてパスタ投入。
1分ぐらいフライパンをあおってしっかり混ぜていきます。
こうするとソースが乳化して食感が良くなります。
水っぽかったソースがトロっとしたら火を止めます。
出来上がり。
盛り付けます。
いただきます。
うまい!うますぎる!
風が語りかけてくるようです!
あぁこのくだりは埼玉の人にしか伝わらないですねフフ。
まぁ、それはさておきこのグリーシャというパスタはカルボナーラやアマトリチャーナの原型となった起源の古いパスタです。
卵を入れればカルボナーラ、トマトを入れればアマトリチャーナになります。
アマトリチャーナやアラビアータ、ポモドーロ、ボロネーゼなどのトマト系のパスタがよく食べられるようになったのはイタリアでトマトを食べるようになった19世紀以降なんですね。
トマトというのは南米アンデス原産ですので大航海時代以前はヨーロッパにトマト料理はなかったんですね。
しかもヨーロッパに伝わった後もトマトの酸味で当時普及していた食器に含まれる鉛が溶けだして鉛中毒になる人が続出しました。
そんなわけでしばらく「毒リンゴ」などと呼ばれて喰いもんと思われていなかったようです。
そしてイタリアの貧困層の人が食用にしようとして200年もかけて開発に成功したそうです。
それまでイタリアにはカチョエペペとグリーシャとカルボナーラぐらいしか無かったんですねぇ。
そういえば唐辛子も中南米原産ですからペペロンチーノも大航海時代まで存在しなかった事になりますね。
本当のグリーシャはベーコンとパルメザンチーズではなくグアンチャーレとペコリーノロマーノを使います。
グアンチャーレというのは豚トロの塩漬け、ペコリーノロマーノは羊乳のチーズです。
田舎にそんな洒落たもん売ってるところはありませんので今回のはお手軽レシピってところですね。
ペコリーノロマーノは宇都宮では福田屋とか成城石井とかで売ってましたがグアンチャーレは見た事ないっス。
どこで売ってるんだろう?
プロは自分で作るのかな。
前にYOUTUBEで見たことあるから今度やってみましょうかね。
本物はグアンチャーレの香りのいい油を生かすんでしょうね。
しょうがないからバターで代用するんだと思います。
ラーメンでも豚の背油とか使うので豚の油の美味しさってのはイタリア人もよくわかっているんだと思います。
あぁ美味しかった。
また来週作ろ。
それでは。