最近YOUTUBEでこんな感じの日本スゲー動画が流行っていますね。
いや世界のだいたいの国から見たら相当スゴイのは確かです。
今回見た動画は昨今の資源価格高騰に対して日本はどうしていたかというものです。
日本政府は優秀だとか信用力があるからだとかの海外の人のコメントが紹介されていました。
頑張っているのは日本政府じゃなくてトヨタとかホンダとかのメーカーとか三菱、三井、双日なんかの商社とかですがね。
昔から日本は天然資源の乏しい国ですからエネルギー問題は死活問題です。
ドイツのように隣のフランスから原発で起こした電気を買うとか、ロシアからガスのパイプラインを引くとかはできません。
エネルギーのことをどれだけ真剣に考えてきたかの差が今になって表れてきたんだと思います。
ヨーロッパは脱炭素に急激に転換したのは失敗だったとコメントしている人もいましたが正にそうだと思います。
電気自動車なんて欧米の環境活動家が流行らせたいだけなんですよね。
電気自動車ってのはミニ四駆みたいに構造が単純なので中国メーカーでも作れる。
そんな電気自動車なんかを真面目に作ってるのはジリ貧メーカーの日産自動車と欧米の自動車メーカーだけ。
実用的なハイブリッドカーで街中でよく見かけるのはプリウスとアクア、あとホンダのフィットぐらい。
リッター30km以上という燃費の良さは本当に素晴らしいことなんです。
しかし欧米の人はハイブリッドカーをバカにしている。
まともなハイブリッドシステムも作れないくせに。
彼らはいずれ電気自動車の時代が来て、日本の自動車産業は没落すると思っているんですよね。
電気自動車のバッテリーってただのリチウムイオン電池ですから確実に劣化するんですよ。
ガラケーやスマホを長く使ったことがある人はわかるはず。
だから日産のリーフは中古価格がつかない。
例えるならば、燃料タンクが年々小さくなっていきだんだん長距離走れなくなっていくガソリン車の中古車を誰が買うんでしょうかね?
その一方でトヨタは水素で動く燃料電池車MIRAIを実用化しました。
ベースグレードで700万円とメチャ高いし今の所水素ステーションも少ないので実用的ではありませんがそこんところはお役所なんかにリースしたりすれば使い勝手がどうかとかの評価ができると思います。
ハイブリッドカーは水素時代までの繋ぎです。
しかし長い長い繋ぎ期間になるでしょう。
その間トヨタホンダが荒稼ぎするでしょう、って言うか只今絶賛荒稼ぎ中です。
日本はいまそういう段階です。
欧米の工業力は没落してしまったんですね。
それも利権まみれの政治家と金儲けが目的の環境活動家を野放しにしてきた報いです。
ノルドストリームとかに頼ってたヨーロッパの国々はこの冬を越せるんでしょうかね。
それではまた。